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【中区 屋根勾配(角度・傾斜)に注意!前編】

リフォームディレクターの望月です。

屋根の飛び込み営業が多くなる春先ですが、悪徳業者も残念ながら多く、

まずはいったん知り合いの専門家に見てもらうので大丈夫!と言って

断っていただければと思います。

私自身、何度かクーリングオフの手続きをした経験がありますので、

もしお困りになった時は思い出していただければ幸いです。


さて、今回は近隣で屋根工事をしていた業者の方より屋根が割れているとご指摘を受け、

連絡をしてくださったお客様の屋根点検をさせていただきました。



まず驚いたことが、緩勾配の屋根であるのに、

スレート材の屋根であったことです。

角度の小さいなだらかな屋根の場合、

雨水が流れやすいように金属屋根の縦葺きを選ぶほうがダメージを受けません。

写真のような2寸勾配の屋根にスレートという屋根材であると、

水が流れづらく溜まりやすくあること、その状態が長引くと、

浸水や汚れの付着による屋根材の劣化が進み、雨漏りのリスクが高まります。

屋根は勾配によって適した材料選びをしなければならないのです。


お客様には、上記のようなご説明をさせていただいたうえで、

すでに屋根の傷みや割れが激しかったので、屋根塗装では根本的に解決しないことも

お伝えしました。

その後、現在のお困り事やご予算のヒアリング。

なるべく予算を抑えるためにカバー工法で屋根材を変えることをご提案し、

結果的に、その方法で工事へと進ませていただく運びとなりました。


                             ~つづきは後編にて。










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